◆今月のフォトアルバム


オキナワカラスアゲハ  Papilio ryukyuenis    

ツツジの花で吸蜜を繰り返しながら花を移動するメス
一昨年の同時期、同じ場所では多数の花が咲き、多くの本種が舞っていたが、
今年はまったく状況が異なり、花はパラパラ、本種も少なくがっかり。
系統的に、本種は本土のカラスアゲハに近い感じがするが、ヤエヤマカラスとはやや遠い感じか。

2024年3月  沖縄県恩納村 


 
クロアゲハ  Papilio protenor    

センダングサの花で蜜を吸うメス
本土では見られない丸い翅の形と赤紋が発達している翅の色合い!
聞くところによれば、更に赤紋が大きい個体が見られるらしいが、数は大変少ないとのこと。
背景が明るいと適正露出の設定には苦労するが、被写体自身は思わず撮影したくなる美しさだ!

2024年3月  沖縄県石垣市


 
ヤエヤマカラスアゲハ  Papilio bianor    

センダングサの花で蜜を吸うオス
本種が好んで蜜を吸うのはランタナとセンダングサばかり。
ツツジが咲いていてもまったく興味を示さず、近くを飛んでも寄ってこない。
春に現れる本種のオスは後翅上部の青紋が鮮やかで、写真映りがすこぶる良い。

2024年3月  沖縄県石垣市


 
 
ミカドアゲハ  Graphium doson    

ヤブカラシの花で吸蜜を繰り返す。
本土で見られる本種は基本的にクリーム色だが、当地のオスは明るい青色の個体が普通のようだ。
飛翔スピードは速く、アオスジアゲハのようにせわしなく飛ぶ。

2024年3月  沖縄県石垣市

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