◆ウスイロヒョウモンモドキ生態写真:終齢幼虫の食餌



オミナエシの葉を食べる終齢幼虫

2004年5月23日の調査で下記事項を観察する。

目撃頭数:6齢-3頭 7齢(終齢)-7頭/幼虫を見つけるために、オミナエシの葉の食痕が判断材料となる。しかしながら葉が数枚しかない株の場合、葉をすべて食べ尽くしていることもあり、そうなると幼虫を見つけるのは極めて困難。/食餌中以外は株の根元に潜んでいることが多い。幼虫の色は地表の堆積物の色(黒)と同一であり、保護色となっている。/静止中の幼虫が突然活動を始め、葉の茎を登り葉の広がり始める部分を縦に削るように食する。/食餌場所は地表から10cm以内の高さである。/一回の食餌時間は短く、数分で終了する。/1例のみ葉の上で静止する幼虫を確認する。/終齢幼虫の頭部は大きく“割れた”形状となるが、6齢幼虫では小さく“割れ”はよく判別できない。

 【2004年5月23日】


戻る

イバ

スイバの